【寺子屋オンライン】電話の個別対応からZoomの少人数クラス編成にするメリット

teraonmerit

「言葉の森」の通信制は、電話での個人対応が中心です。

それがZoomを活用した少人数のクラス編成に移行していくというのを聞いて、先生はいっぺんに複数の生徒に対応できて効率いいのかもしれないけれど、生徒にどんなメリットがあるのかピンときてませんでした。

でも、実際の授業のようすを見てびっくりしました。

【寺子屋オンライン】なぜ少人数なのか?

教室側の効率性を考えると、少人数よりひとりでも多くの生徒を集めたクラスを作ったほうがよさそうなもの。

どうして5人前後なのか?

それは一人ずつかならず発表できるようにするためだったんです。

お互いに感想を言い合うこともできて、いい刺激になります。

ほかの人の発表を集中して聞くにも、これぐらいの少人数がちょうどいいんですね。

【寺子屋オンライン】発表の場がやる気を伸ばす

かならず発表しなければいけないとなると準備しますよね。

電話の場合、事前の準備ができてなくて、思うように作文が書けないという生徒がどうしてもいて、対応に苦労したものでした。

「言葉の森」は、書く前に読んだり考えたりする自学自習することに重点を置いています。具体的には教材の長文を読んだり、作文に書くことを考えて家族に話を聞いたり、資料を集めたり、構想図を書くなどの準備が大事なんですね。

こうした自学自習をサポートするのが講師であり保護者なんですが、電話ではそれができないもどかしさがありました。

ところが、準備したことや作文をクラスで発表するとなると、生徒たちは自然とがんばらざるを得なくなります。クラスメートにほめられたらほんとにうれしそうでますますやる気になります。

そうなると勉強が楽しいものになるんですね。

人前で話すのは苦手という人も、オンラインなら少しリラックスして発表の練習になると思います。

実際に受験の面接時に役立ったという生徒もいるそうです。

先生は教えない。クラスのムードメーカーになるのが仕事。

複数の生徒たちを相手にするなんてむずかしそうだな。

寺子屋オンラインには興味深々でしたが、ちょっと腰が引ける思いでした。

むずかしいことを教える必要がないのはありがたいけれど、クラスを盛り上げ、ひとりひとりが生き生きできるクラス運営をするのが先生の仕事になります。

これはこれで簡単ではありません。

でもちょっとどきどきわくわくです。

言葉の森 作文講師資格通信講座

 

 

 

 

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