不登校が珍しくなくなりました。
学校生活の問題はともかく、勉強の仕方はこれからどんどん多様化してくることは間違いなさそうです。
学校に行かなくても、じつは読書と作文ができれば学力の心配はいりません。
合わない学校生活で学ぶより、むしろ効率的に勉強できるかもしれないぐらいです。
勉強は自学自習で身につく
授業で先生から教わって身につく勉強はほとんどありません。
学力は、予習や復習で何度も繰り返し読んだり書いたりすることではじめて身につくんですよね。
だから自分のペースや学力に合わない授業や宿題は、かえって勉強の能率を下げているとも言われています。
というわけで、学力と不登校はほとんど関係がないんですね。
学校生活がストレスで不登校になったなら、ストレスのない環境で自学自習すれば、学力が落ちることはありません。
だから学校に行かないから勉強できないとか、将来やりたいことができないと思うことはまったくないことを知ってほしいと思います。
勉強の基本は読むこと
勉強は知らないことを知ることから始まります。
その多くは読むことで行われます。
勉強の質は読む力で決まるのです。
読む力を養う読書は、学校に行かなくても可能です。
読書習慣を持つことは、学力を身につけるのに不可欠なんですね。
作文は思考力を養う
学んで知ったことは、作文に表現することで身につき、定着します。
作文では自分の考えや意見を整理し、まとめる力が必要になるので、思考力や創造力が養われます。
このように学校に行かなくても、読書と作文で勉強することができるんですね。
学校は社会生活を経験する場として大事な面もあります。
でも、社会のかたちは多様化してきており、合わない環境でせっかくの能力が発揮できない弊害も指摘されるようになっています。
学校も協調性に重点を置いた集団教育というかたちから、共感し合える個人を大事にしたコミュニティ的な教育に変わっていくときなのかもしれません。