外出したり、ましてはじめての人に会うなんて敷居が高過ぎるという方こそ、インターネットを利用していただきたいと思います。
うちの子は、中1から不登校になり、去年の夏ごろまで約10年、ほぼひきこもり状態でした。
家族の問題は誰にも相談できない
家族の問題は、誰にも相談しにくいんですよね。
わたし自身、医療機関や教育機関のいくつかの相談窓口に問い合わせてみたこともあったんですが、なかなか打ち解けて話すことができませんでした。
うちの場合、偶然子どもが高熱を出し、救急車で運ばれた病院の小児科の先生との出会いが社会とつながるきっかけになりました。
思いがけず、わたしの話をただただ黙ってよく聞いてくれる先生だったんですね。
その頃のわたしは、もうどうしていいかわからなくて、終日横になって寝るばかりで、ろくに食事もとらない子どもに、どう接すればいいのか、もてあましてました。
子どもが退院後は、わたしひとりで先生の診察に通うようになり、話を聞いてもらってずいぶん救われました。
そのうち学校からの働きかけにも応じられるようになって、スクールカウンセラーの先生と会い、母の会にも参加するようになったのでした。
そんなふうにわたしが外の助けを受けるようになると、子どもも定期的に訪問してくれる非常勤の先生を受けいれるなど、徐々に変わっていくことができたんです。
よく、孤立しないで周囲に相談しようって言うけれど、自分から助けを求めるって、言うほど簡単じゃないんですよね。
話しにくいこともあるし、混乱して何をどう言えばいいのかわからない。
それがよくわかるので、だからこそ、今困っている人のお役に立ちたいと思っています。
読書作文教室@みのりは保護者の相談も受付中
似た経験をお持ちの方で、誰にも話をする人がいなくてお困りの方、子どもの不登校やひきこもり、発達障害の苦労を経験しているわたしなら、もしかしたら少しは話しやすいと思ってもらえるのではないかと。
話をしたからといって、何かが急に解決するなんてことはありませんが、お気持ちがラクになるかもしれませんし、いっしょに考えれば、何かアイデアが浮かぶかもしれません。
いっぺんに話し合わなくても、ゆっくり時間をかけて、知り合っていければいいですよね。
山口市にお住まいであれば、うちがお世話になっている方々をご紹介することもできます。
社会とつながるきっかけにしてもらえたら嬉しく思います。
読書作文教室@みのりに強引にお誘いすることはしませんので、安心してお問合せ下さい。
ご連絡お待ちしています。