親だからって子どもの相手が得意なわけじゃない。

oyako

作文教室では、とくに小学生の場合、保護者の協力が欠かせないと考えます。

「おうちの人に話を聞いてみてね」とか、「手伝ってもらっていいからね」などとしょっちゅう言います。

でも、わたし自身母親になってからというもの、子どもの相手がうまくできて当然、という得体の知れないプレッシャーにずいぶん苦しめられてきました。

母親も未熟な人間。子どもとの相性もあるし、体調や機嫌の起伏もありますよね。

なのに「作文を書く参考になるような経験談を話してあげるといいですよね」なんて、どれだけむずかしいこと言ってるんだって話です。

よーくわかってるつもりなんですよ。

年とってできることもある

奈良美智さんが『ひとりぼっちの絵描き』の中で、若いときは、過去の自分の若さが恥ずかしくて許せなくてぜんぶ消したくなるけど、50歳になると、いくらでもいい感じに直せるようになるというようなことを述べてるんですが、わたしもよくわかる。

ちょっと前までは、ダメな自分が嫌で嫌で滅入るばかりだったけど、最近ちょっと開き直れるようになってきた気がする。

糸井重里さんは『今日のダーリン』の中で、(『今日のダーリン』は毎日更新されていて、前日分より過去のものは消えてしまいます。)

「ほんとのことをありのまま書く」

ぼくはぼくの幸せを感じる場面を思いつかなかった。

うそも書けないし、ほんとのことをほじくり出すこともちっともうれしくない小学生が書く作文について、いまのじぶんなら少しは手伝ってやれそうな気がする。

『今日のダーリン』2019.5.7より

とあって、ああ、わたしも今なら子育て真っ最中でお悩みの保護者の方や、作文を書くのが苦手な小学生のお手伝いができるんじゃないかって思うのです。

保護者はいっしょにいればいい。

ちょうどいいエピソードも作文課題の項目にあるダジャレやたとえがうまくできなくてもいいんです。

5分でも10分でも、子どもといっしょにいて、いっしょに苦労してればいいんです。

子どもといっしょにいる時間がないなら、作文にひとことメッセージ書くのもいい。

台所仕事しながら適当に相手してたっていい。

それぞれの事情や環境の中で、できることをやれるようにサポートできたらいいな。

「子どもといっしょにいる」というのは、場所とか時間じゃなくて、子どもに気持ちを向けるってこと。それはそれぞれいろんなやり方があっていいと思うんです。

それでもすれ違ったり、かみ合わないこともきっとあると思う。

そんなとき、お役に立てるといいな、と思ってます。

対人関係が読解力を養い、人を育む

めんどくさい、どうにもうまくいかない、そういう人間関係を経験することなしに、どうも読解力はつかないようなんです。人間ならではの能力なんだから、当然かもしれません。

保護者と子どもの関係は大事な人間関係の一つ。

おとなもまた子どもとの関わりで成長するものでもあります。

読解力はおとなになってからも伸びる最強の能力なんですよ。

じつは、ドリルや暗記中心の勉強で受験を突破しても、読解力はつきません。そして読解力がなければ、AIに勝る能力は発揮できないことがわかっています。

でも読解力が優れていれば、進学塾で勉強するしないに関係なく、ほぼ間違いなく偏差値の高い学校に入学できる能力があることもわかっています。また、AIができない読解力を武器に、将来AIに仕事を奪われる心配なく活躍する可能性が高くなります。

この本の受け売りなんですけどね。

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